冬の空の白い絵の具
窓を開けると白い世界
一人で涙を流した夜
そんな私に同情するかのごとく
雪は一面 世界を覆う
もしも時が操れるのなら
あの時間に戻りたい
あなたと笑いあった時間
暖かかった私の世界
戻ることができたらどんなに嬉しいだろう
二人の心は通じ合ってたけど
あなたのあの日の言葉だけは
未だに私の心は受け入れない
未だに私の心はわかってくれない
わかっている つもりなのに
白い絵の具は空からひらり
白い世界をより白く
もっと白く染まってしまえ
私の想い 私の鼓動
全て真っ白く染まってしまえ
全て冷たく凍て付いてしまえ
そうしたらどんなに楽だろう
雪舞う冷たい空の下
私は今日もひとりきり
溢れる想いと涙を胸に
私は今日もひとりきり
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